夢酔庵のおもてなし、今年は中止することに致しました。

夢酔作品の展示は通常通りしております。

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写真は夢酔庵マスコットキャットのポニョ姐さん。

2012年のおもてなしの縁台で寝ているところ。

作品集の内容

作品集の内容に関して、いろいろお問い合わせがありましたので、少し写真に撮りました。

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目次

はじめに

第一章 布袋の世界

第二章 達磨の世界

第三章 いろいろな画題

第四章 夢酔の履歴書

第五章 寺社所蔵作品と寄稿文

第六章 夢酔資料室

おわりに

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コマーシャル

堂野夢酔作品集4『上手く言えないけれど、ありがとう』コマーシャル

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このたび堂野夢酔の集大成『作品集4』を発刊しました。
皇室ゆかりの京都菩提所、泉涌寺 雲龍院に奉納の十四枚の襖絵『双龍風雷圖』はじめ 弥勒寺、嶺雲禅寺の襖絵も綴じ込みで大きくご覧いただけます。
ご注文用紙にお名前を頂けば揮毫します。
堂野夢酔の水墨画と画家転身の軌跡を楽しんで下さい。
お買い物コーナーで、お求めいただけます。

塩石鹸

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夢酔庵で取り扱っている自然塩を使って、東北石鹸さんが開発してくださいました。

以前はヤシ油を使用した化粧石鹸でしたが、現在は菜種油を使用した洗顔石鹸にランクが上がりました。

宮城県の菜種を使用することで、被災地の支援にも協力している商品です。

「みやぎのなたねプロジェクト」

新しくなった塩石鹸、通称「かえる石鹸」です。

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塩の話

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人間の体内にはバランスのとれたミネラルが必要です。
塩と水は、人間の体にとって欠かせない、大切なものです。
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普通、塩の摂取量は一日10グラム以下が望ましいと言われ、取りすぎれば高血圧になると言われていました。
それは現在でまわっている塩化ナトリウム99パーセントの、いわゆる食卓塩と言われているもののことです。
これは一種の化学薬品なので、取りすぎれば害があるのは当たり前です。
私が言う塩とは、海水から作られた自然海塩のことです。
海の水には、生き物にとって欠かせない約百種類のミネラルが含まれています。
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人間の体は約70パーセントが体液でできており、この人間の体液と、海水に含まれているミネラルのバランスはそっくりなのです。
動物は今から約五億年前、海から陸に進出したと言われていますが、人間は今もこの体の中に太古の海を持って生きているということなのです。
体にとって、このバランスが大切なのです。
特定なものが多すぎても少なすぎてもいけないのです。
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ミネラルは人間の生理作用に重要な働きをします。
不足すれば体の生理作用が正常に働かなくなります。
そこで海水からとった自然な塩からバランスよくミネラルを補給することが必要になってきます。
食卓塩が体に毒だというのもバランスの問題です。
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人間は農耕を覚えてから米・麦などの穀物、いも・豆などのデンプン質のものを大量にとるようになりました。
その結果、人間の血糖値は一気に上昇して、血液が濃くなって流れも悪くなり、血管内膜に炎症をおこす血管炎という病気が増える原因となりました。
痛んでボロボロになった血管の末端では、毛細血管のあちこちから血液が漏れ出します。
お酒を飲んだり風呂に入って体が温まったときに体がかゆくなるのは血液が漏れ出しているからです。
こうなると血液が血液の働きをまっとうできなくなり、細菌やウィルスなどを退治する免疫力が低下します。
これが様々な病気の原因となります。
水と塩をたっぷりとることで、血液をサラサラにして、これらの症状を予防することができます。
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塩の役割は体の生理作用の正常化です。
塩が不足してくると、体にいろいろな不調が現れます。
塩が不足していることを知らせる体の変調には、まずコムラガエリ(足の筋肉のつり)があります。
神経における情報伝達や筋肉の収縮は、ミネラルの働きのひとつで、コムラガエリは塩の不足から筋肉が自在に動かなくなっておきます。
こんな時は300CCの水に3グラムの塩を混ぜて飲めば5・6分くらいで改善されます。
コムラガエリがおきたら塩が不足していると思ってください。
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また、体内の塩分が不足すると、体は尿や便として排出されるべき古くなった塩や水を回収して再利用します。
この時、腎臓は尿の中の塩の回収のために働きますが、これが続くと腎臓自体が疲れ切って病気になります。
一方、大腸の中から回収された、古くなった水分は、汚れた体液となって体中を駆け巡ります。
その上、水分不足ですから血液は濃くドロドロになります。
体は塩と同時にいつも新鮮な水分を必要としているのです。
水分には体内の毒素を排出する力があります。
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このように人間の体にとって大切な塩が、なぜ化学薬品である塩化ナトリウムに取って代わられたかというと、それは日本の高度成長時代と密接な関係があります。
高度成長時代、日本政府は太平洋沿岸を工業地帯にする太平洋ベルト地帯構想を発表しました。
その一環として昭和46年に塩田法が発表され、日本の塩田は工業地帯となりました。
塩田でとる自然塩にかわり、イオン交換樹脂膜で工業的に生産した塩化ナトリウムを食卓塩と定めることとなりました。
この時、日本の塩業研究会の初代会長を依頼された渋沢敬三氏は、「私が塩の弔いをするのが一番いいことだろう」と言い就任されたといいます。
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こうして一度は塩化ナトリウム一色に塗りつぶされた日本の塩でしたが、やがてさまざまなひずみがおこりました。
塩は人間の体内で、それ自体はエネルギーにはならないけれど、あらゆるエネルギーを伝達する役目を担っています。
塩の不足は神経伝達に支障をきたし、脱水症状や無気力といった症状をひきおこします。
江戸時代には、暴れて困る罪人に対して、その食事から塩を抜いて大人しくさせたという話もあります。
ジャングルの動物たちは、ただの真水より少し塩分を含んだ湧き水の出る湖に集まります。
塩不足は人間をはじめ、すべての動物たちを体調不良の原因となるのです。
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塩の大切さが見直されたのは平成九年になってからでした。
専売法が撤廃され、民間でもいろんな塩をつくることが出来るようになりました。
塩化ナトリウム99パーセントの精製塩を嫌い、独自の技術で塩を製造する業者も出てきました。
しかし、その頃にはもう日本にはほとんど塩田はなくなっていたので、ほとんどの業者はメキシコやオーストラリアから輸入する岩塩に手を加えて販売するしかありませんでした。
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岩塩も悪いものではありません。
ただし、長い年月をかけて岩になった塩なので、そのミネラル分はどの位置からでも均等にとれるわけではありません。
あるいは風化し、あるいは沈下しと、採取した位置によってミネラルの要素も変わってきます。
ミネラルのバランスは不安定だけれど、それでも精製塩よりはよほどいい、と認識していただければと思います。
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ではどのような塩が最も良いかというと、やはり海の水をそのまま天日干しにしてつくる塩田の塩でしょう。
その製造法は、まず塩浜に海水をまき、それを天日にさらして結晶にし、さらに潮水をかけて、濃い潮水(カンスイ)を採り、それを煮詰めるというやりかたです。
夢酔庵でとりあつかっている自然塩はこうした塩田で採取したものです。
話は長くなりましたが、つまりいい塩だから使ってくださいね、というお話でした。