【御礼】第六回おんこちしん倶楽部、学びと驚きに満ちた時間!志水先生、ありがとうございました!

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昨日、7月12日(土)に開催いたしました第六回おんこちしん倶楽部『日本を戦前にしないために part2』は、おかげさまで無事に終了いたしました。ご参加いただいた14名の皆さま、誠にありがとうございました!

文房具から見えた時代背景

今回のゲスト、93歳の元学校教員である志水出世先生からは、戦前・戦中の貴重な文房具のお話をしていただきました。様々な種類の定規や、当時貴重だった鉛筆などを見せていただきながら、物資が不足していた時代に工夫して文房具を使っていた様子や、先生ご自身が教鞭をとられていた頃のエピソードを交え、当時の子どもたちの学びの環境について語ってくださいました。現代では当たり前の文房具も、時代が変われば全く異なる価値を持つことを改めて感じさせられました。

戦争の爪痕、觜崎橋の記憶

さらに、今回の講話では、第二次世界大戦中に先生の地元近くを流れる揖保川にかかっていた觜崎橋(はしさきばし)が落ちてしまった際のお話も伺いました。当時の様子や、その出来事が地域の人々に与えた影響など、生々しい証言に、参加者の皆さんは息をのんで聞き入っていました。地図だけでは決して分からない、地域に深く刻まれた戦争の記憶に触れる貴重な機会となりました。

参加者同士の交流も深まる、皆さまお元気です!

講話の後のティータイムでは、お茶とお菓子を囲みながら、参加者の皆さんそれぞれが感じたことや考えたことを共有し、和やかな交流が繰り広げられました。「昔の文房具の話は初めて聞いたので面白かった」「觜崎橋の話は衝撃的だった」といった感想が聞かれ、先生のお話を通して、参加者それぞれの心に様々な思いが去来したようでした。

特筆すべきは、志水先生と同じく93歳の方が、なんと自転車で会場までお越しくださったことです! 先生も参加者の皆さんも、本当にお元気でいらっしゃることに、私たちも大きな活力をいただきました。

志水先生、貴重なお話ありがとうございました!

93歳というご高齢にも関わらず、熱意あふれるお話をしてくださった志水出世先生に、心より感謝申し上げます。先生の語りを通して、私たちは過去の出来事を深く理解し、未来に向けて何をすべきかを考える、貴重な時間をいただきました。

次回の「おんこちしん倶楽部」も、皆さまにとって学び多き、そして心豊かな時間となるよう企画してまいりますので、どうぞご期待ください!詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします。