先週土曜日、第十回おんこちしん倶楽部を無事に終えることができました。
ご参加いただいた皆さまは十二人。少人数ながら、心に残る濃い時間となりました。
今回の語り手は、木脇さん。
中学卒業後、集団就職の中ではぐれてしまった経験。そこで出会ったのは、チンドン屋を営む夫婦。拾われ、育てられるようにして身につけたのがハーモニカの技でした。
鍛えられた音色は、ただの演奏にとどまらず、語りと重なりながら戦中・戦後の記憶を呼び覚まします。懐かしさとともに、心に沁みる響き。まさに秀逸のひとときでした。
次回も、皆さまとご一緒できることを楽しみにしています。